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和歌山を元気にあたたかい改革

仁坂吉伸の思い

新型コロナウイルス感染症対策(その80)-オミクロン株との戦い-

2022年01月18日

 オミクロン株の感染力はものすごく、感染を抑えることでは定評のあった和歌山県でも、連日100人を超える感染者が出ています。保健医療行政は健闘しており、大変多くなった感染者の積極的疫学調査を続け、陽性者の入院隔離、濃厚接触者の検査などに頑張っています。しかし、昨秋からの厚労省からの増床要請に忠実に増やしていた病床もホテルもあっという間に埋まってきています。
 そこで、1月14日には県民に警戒レベルアップの呼びかけを行うとともに、1月17日には自宅療養の際に必要となる患者のケアを県医師会の協力を得て行ってもらう旨の協力協定の締結を行いました。さらに1月18日には以下の点を中心に、改めて、県民に警戒とお願いを申し上げました。

1.まず第1の警戒レベルアップです。

(1) 今まで、会食については、穏やかにやってくださいと言っていましたが、どうもこのオミクロン株は大変うつりやすいので、大人数・集団での会食はお控えください、とはっきり言うことにしました。これまでの感染の幾つかのケース、特にクラスターになっているものについては、大人数・集団での会食によってうつったというのが、結構あります。一人が感染していると、一緒に参加した人のかなりの部分にうつるということがあります。従って、たくさんの人が一遍に感染するリスクを避けるためには、大人数・集団での会食を控えてもらった方がいいという思いに至りましたので、ぜひ皆さんに、これを守ってもらいたいと思います。

(2) 飲食とかカラオケがすべて駄目ですと言うつもりはないのですが、特に気をつけて、仲間が感染していないか、仲間の家族が感染していないか、そういうことが特に大事だと思います。それから、ちょっと体調がおかしいと思う人は、一緒に飲食する人にうつしてはいけないので、辞退するなり何なりして欲しいと思うし、特に、換気がとても大事だと思います。かつて、カラオケ喫茶とかでうつった時も、一番決め手になったのは、換気されていなかったということなので、手洗いやマスクとかは当然ですが、特に、換気に注意して欲しいとお願いしたいと思います。

(3)それから、少しでも症状があればクリニックに行ってください。今、無料検査ができるようになっていますが、無料検査は、症状の無い人に対して用意したものなので、症状のある人は、クリニックに行ってもらいたい。症状があったら、新型コロナではないでしょうかと言っていただければ、必ず、クリニックで無料で検査してくれるはずです。してくれなかったら、県庁のダイヤルに言ってもらったら、すぐにできるようにしますから、そこへ行ってください。なぜならば、無料検査機関である会社や薬局は、検査をするだけですから、必ずしも感染防護をしていないので、そこへ初めから分かっているような感染者が行って、検査してくださいと言ったら、検査をする人にうつす可能性があります。従って、新型コロナではないかと疑っている無症状の人は、薬局や会社の無料検査に行ってもらっていいのですが、症状のある人は、クリニックへ、よろしくお願いします。

(4)次は学校です。学校で、いくつかクラスターになっていて、感染力があまりにも強いので、まず、数日前から、県内外の学校との練習試合や合同練習は禁止にさせてもらっていますが、練習については、今まで言っていませんでした。しかし、どうも練習でうつる可能性があります。つまり、県内にも少し感染が引き入れられている可能性があるので、県内の人でも学校へ行って練習すると、お互いにうつしあいをする可能性があるので、校内では、ガイドラインを守る形の練習に限ってください。これは、以前に部活動のガイドラインを厳し目に作ったものです。デルタ株が収束してから外していました。そのガイドラインを復活して、ガイドラインに示す感染予防対策を徹底した上で活動してください。これは、事細かくいろいろ決まっているので、それに従って、それぞれの部活動をやって欲しいということです。それから、移動、洋服を着替える、ユニホームに着替えるとかの更衣、帰りにちょっと食べて行こうとかの飲食、そういうのも注意をしてもらいたい。帰りの飲食などは、今は控えておいた方がいいということです。それから、本人と家族の両方で、発熱等の症状があったら、厳に登校しないで、本人も検査を受けてもらいたいということです。また、オミクロン株はインフルエンザ並みの感染力があるので、感染した生徒、教員が出たら、躊躇なく学級閉鎖、休校措置をとってもらっています。

2.次は保健医療体制の強化についてです。感染した人、或いは濃厚接触者の対応についても、感染者がこれだけ増えてくると、これまでの方法では対象者の数が多すぎてあふれてしまう恐れがあります。

(1)そこで一つとして、宿泊療養施設の増強をしています。これを増やしておいて、例えば、病院の病床の補強として使います。使い方は、出口が原則で、それを突破されたら、入口もやむなしということになります。それから、今は、濃厚接触者についても、かなり感染の疑いがあるグループは、少し、ホテルで待機していただくような措置もやっています。そんなふうに補強として使うわけですが、これが足りなくなる可能性があるので、今、増やそうとしています。

(2)もう一つは、さらにそれも突破されつつありますから、自宅療養に係る保健医療の強化を行います。先述のように、和歌山県は患者の安全を考えたら入院をしていただいたら一番安全に命を守れますから、原則は変えませんが、患者数が多すぎると病床やホテルが満杯になって自宅療養をお願いせざるを得なくなるところまで来ています。その時に、自宅療養だからといって患者のケアを怠ると、かつての第五波の時に他所で起こったような、自宅でほったらかしになっているうちに、容態がものすごく悪化することになるおそれがあります。だから、自宅を使ってはいけないということではないけど、自宅でも、ちゃんとケアをする体制を作らないといけません。そこで県の医師会に協力してもらって、在宅における新型コロナ患者の病状をクリニックのお医者さんに電話又はウェブでチェックしてもらうということを始めました。
 県と県医師会は、郡市医師会、クリニックや病院を営んでいる医師で協力をしてあげようという方をリストアップし、新型コロナ病床やホテルがいっぱいで自宅療養をお願いせざるを得なくなった患者さんと相談の上、ケアをして下さる医師を指名するとともに、この医師が主として電話又はハーシスのシステムの方がいい方はこれを使って容態を1日に何回か確認していただくことにしました。チェックする人は医師ですから、発熱やパルスオキシメーターの値の推移などで病状の進行や危険性をある程度判断していただけると思うので、何もなければよし、危険だと判断したら、すぐに保健所に連絡してもらって、保健所のチームがその患者さんを自宅から病院に運ぶという段取りになります。もちろん、往診をして面倒を見て下さる用意のあるお医者さんの活動はありがたいのですが、往診の際の感染防止も結構大変だと思うので、最低限、電話など遠隔からのチェックをして下さればと思っています。
 そして準備ができたので1月17日県医師会の平石英三会長と協定書にサインをさせていただきました。
 和歌山県の基本はあくまでも患者ファーストで入院ですが、それだけでは、感染の多さに病床数が突破されてしまったらどうしようもなくなるので、これまで第1陣から第3陣までの陣構えで防御線を引いていました。しかし、オミクロン株の感染力の強さの前に、自宅療養でクリニックの医師による容態チェックという第4陣を用意することにしたわけです。

 ただ、より大事なのは、蛇口を絞るということです。そこを疎かにして療養体制ばかり考えていたら、そのキャパシティーは幾らあっても患者がどんどん増えてしまいますから、蛇口を絞って、感染者数を抑える必要があります。このため、大人数の会食はしばらく控えてください。それから、カラオケ或いは飲食の時は、基本的に手指消毒その他はもちろんのこと、換気に気をつけてください。さらに、学校関係では、校内の部活動もマニュアルに従ってやってください。こういう警戒レベルアップも同時にやろうということです。と同時に全員入院が不可能となっても保健医療行政の頑張りは、本質的、第一義的に重要です。積極的疫学調査を、歯を食いしばって続けます。
 さらに、いつも申しているように、この保健医療行政がもうもたないというほど感染がひどくなると、あまり発動していなかった県民の活動への一般的制約をせざるを得ないかもしれません。不要不急の外出制限です。これは県民の健康、生活、経済への副作用もものすごくあるので、よくよく考えないといけませんが、どうもその時が近づいているようにも思えます。

 それから、オミクロン株が流行ることによって、今まで急速に回復していた飲食店などのお客さんが、急速に落ちてしまう。宿泊者も急速に落ちてしまうことは考えられます。これについては、当然、困っている人の困っている程度に応じて救済をすることを、我々は、初めから予定していますので、きちんとデータで立証していただければ、救済していくのはもちろんのことです。

仁坂 吉伸

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