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仁坂吉伸の思い

50歳の誕生カード

2013年03月25日

 前に書いた「渡辺修さんの思い出」の続きでもう一つ、渡辺さんの日経新聞「あすへの話題」から。2008年3月27日付の「50歳の誕生カード」です。

『もう17年も前になる。1990年12月、50歳の誕生日を迎えた私に米国の友人からお祝いのカードが届いた。「コングラチュレーションズ・オン・ユア・セカンド・フィフティーズ(二度目の50年を迎えておめでとう)」という祝いの言葉が太字で記され、添え書きがしてあった。
 「最初の50年は山道を登るような性急な日々だったと思う。二度目の50年は平坦なゆったりした道が続くことでしょう。どうぞ人生を楽しまれるように」
 なるほどこういう言い方もあるのかと改めて50歳という節目を意識させてもらい、とてもさわやかな気持ちになった。
 後年、組織を代表して、定年などで退職していく永年勤続の皆さんにお別れのあいさつをする機会が幾度となくあった。私は一人ひとりへの心からなる感謝と第二の人生への励ましの気持ちを込めて、この言葉「二度目の50年を迎えておめでとう」を、はなむけとして贈った。日本の場合、この語感はまさに第二の人生を迎える時のものであると思う。』

 私はこれを読んで、60歳で定年を迎えられる職員の皆さんの事を思いました。県に奉職して「山道を登るような性急な日々」がずっと続き、そのそれぞれの日々のおかげで現在の県庁が成り立っているのだということをです。
 私が県に奉職したのは、2006年12月で56歳の時、まもなく2007年の3月31日になって、定年退職をされる方を送る立場になりました。私は、その時退職される方々への長年の恩義を思い、せめて全員に退職辞令を一人一人自分でお渡ししようと思いました。爾来、この習いをずっと続けています。今は、もう年下の退職者の方々をお送りする状況になっています。

 自分は、故あって知事にならせてもらって、まだ少し山道を登るような性急な日々を過ごさなければなりませんが、定年で退職される方には、渡辺さんがもらわれたカードのように、「これまでの60年間ご苦労様でした。二度目の60年おめでとうございます。次の二度目の60年間を楽しんでお過ごし下さい。」と申し上げたいと思います。

 とは言え、まだまだ、多くの方々には、引き続き大変な仕事をお願いすることになります。
 したがって、この「エージフリー」の和歌山県においては、「二度目の60年間も、楽しまれながらも多少頑張って引き続き山道も登って下さい」というのが正直の所かと思います。
 本当にありがとうございました。

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