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仁坂吉伸の思い

ダイヤモンド富士と昆虫採集

2013年12月02日

 この間朝のNHKで「ダイヤモンド富士」を写真で写すという企画番組が流されていました。ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂に夕日がちょうど沈んで、周りがダイヤモンドのようにキラキラと光って見える事だそうです。したがってこれを撮るには、富士山が見え、かつ、夕日が沈む方向にちょうど富士山が入り、しかも写真として素晴らしいアングルになる位置を見つけなければなりません。東京などでは、その方向にちょうど富士山を隠すような高いビルが建ったりするものだから、中々いいロケーションがないのだそうです。夕日の落ちていく角度も季節で変わっていきますから、カクカクシカジカの構図でダイヤモンド富士を写すためには、その構図が可能となるポイントに年1回の決められた日の決められた時間にいてカメラを構えていなければなりません。大変な事です。しかも雨の日はおろか天気がちょっと悪くなって雲がそこにかかっても撮影は不可能、次のチャンスはまた来年という事になります。本当に大変です。1年待たないといけないのです。でもそれをものともせず、ダイヤモンド富士を写し続けているマニアが結構いるのだそうです。
 実は昆虫採集も同様であります。目指す昆虫はどこにでもいるわけでもなく、特定の場所の特定の環境にしかいません。しかも、年の中でもある季節にしか発生しません。もっと言うと、お目当ての蝶をとろうとすると、それぞれの種ごとに習性が決まっているので、例えば護摩壇山の近くの高野龍神スカイライン沿いの谷の橋の上のあの木の枝先に何月何日の前後5日間ぐらいの間の朝10時から12時頃までに出てくるといったようなポイントがあるのです。これをゲットしたい時はそういうチャンスにかけるしかありません。ところが、私のような仕事をしていると、滅多に土、日もフリーの日がありませんから、そのチャンスを生かすのは容易ではありません。しかも、しかも、ようやく休みをもらって、ワクワク、ウキウキして出かけたら、目的地へ行ったら天気が急に悪化してきて、全くのペケという事もものすごく多いのです。そうなると、また来年回しです。大変なんです。
 しかし、しかし、そのように大変だからこそ、また情熱も湧くという事かもしれません。ダイヤモンド富士も昆虫採集も。

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