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国土軸
2013年12月09日
この言葉を初めて身近に聞いたのは、私が国土庁官房総務課に出向して、四全総(第四次全国総合開発計画)の策定作業に参加していた時のことでした。四全総では、国土の中心軸が1つでは、そこで何らかの事態が生じると大変なので、これを多軸構造にしておかなければならないとし、九州から四国を東西に横断し、淡路島を通って和歌山市付近から三重、愛知南部を通っていく空間を第2国土軸として提唱したわけです。これを契機に、この国土軸を実現しようという動きが活発になり、和歌山でもこの一環として紀淡海峡の橋又はトンネルを実現しようという機運が高まりました。しかしながら、明石海峡か紀淡海峡かという対立もあり、世の中が段々とインフラ投資を進めようという活力を失っていく過程でほとんど休眠状態になってしまいました。
正直言って私は、あの四全総の時代に、国土軸というものがどれほど威力を持っているか分かっていませんでした。しかし、単なる高速道路や、その四車線化ですら、それが整備されて全国と素早くつながっている地域と、どんどん後回しにされた和歌山のような地域とで経済発展や防災上の備えに大きな差があることに気付く中で、さらに国土軸の上に乗っている地域とそうでない地域との間で人々が受けとる様々なチャンスにあまりにも大きな差があることに今さらながら驚いている所です。
そういう思いを胸に、関係する他県の知事さん達に説き、協議会を立ち上げ、四国新幹線と関空超高速列車と関西外環高速道路と大阪湾環状高速道路という4つのプロジェクトを同時に実現するために、もう一度皆で立ち上がろうという大きな動きを作ろうとしています。これが実現すればあの四全総の第2国土軸がこの和歌山を通ってできることになり、単に関係府県のみならず日本の国土強靭化のためには、大変望ましいことだと思います。この協議会は9月21日に発足し、11月28日には東京で、国土強靭化のオピニオンリーダー藤井聡氏をメインスピーカーにしてシンポジウムを開きました。一旦眠った話をどれだけ大きな動きにできるか確たる事は分かりませんが、あの四全総の理想を心に浮かべながら、努力していきたいと思います。
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