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仁坂吉伸の思い

通過点になってしまう

2014年03月31日

 現在和歌山県は普請中であります。森鴎外が当時の明治国家を「普請中の国」と称しましたが、和歌山県は、後回しにされていた高速道路をはじめ、県内をつなぐ幹線ネットワーク、長い間放置されていた都市計画道路などどんどん直しています。便利になるとともに、地震津波をはじめとする災害時、救急車が急いで走らなければならない時など格段に役に立つはずです。まさに「普請中の県」であります。
 ただし、便利になるといっても、その便利さを住民の方がどう活かして、自分達の事業や生活に結びつけていくかという事が実現して初めて、地域の発展につながります。
 そういう時、高速道路が延伸されると、今までのいわば終点であった地域が損をするという心配をする人がいます。また、不便な国道沿いでレストランをやっていた人が、便利な高速が出来た結果、車通りが少なくなって損をしたという話もあります。さらに便利になりすぎると観光地のお客さんが宿泊しないで日帰りで帰ってしまうという心配をする人もいます。
 その心配はあながち間違ってはいません。ですから我々は、道路が便利になったという新しい環境に適応して自らのビジネスも変えていかなければなりません。何せ一方でチャンスは大いに広がっているのだから、そこへ飛びついていく必要があるでしょう。
 高速道路がさらに延びても、その地域に人がわざわざ探してでも来てくれるような観光地があり、おいしい料理店があれば、わざわざ寄り道をしても人は来てくれるはずです。 車通りが少なくなる所から増える所に移る事も有用でしょう。どうしても泊まりたくなるような魅力的な観光商品を提供する必要もあります。それなりに皆さんチャンスもあるが、大変です。
 でも、それにとどまらず、そんなに変わっていくのは面倒だ、昔のままでよい、何でそんなに道路を良くしないといけないのかと整備に反対までする人もいたとすれば、それは間違いです。何故ならば、不便にしておいて無理やり昔からの商売を維持しようとしても、そんな不便な和歌山よりもっと便利なよそに行きますという人がどんどん増えて、不便な所はじわじわと全体として沈んでいくからです。観光客も企業も便利なよそに余計行くようになって沈滞してきたのが、これまでの和歌山だったのです。
 したがって、ただの通過点にならぬよう、自分達のもっているものを一層みがいて、それをアピールしてこの「普請」でできた新しい和歌山でチャンスをつかんでいきましょう。

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