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仁坂吉伸の思い

花王党

2015年03月02日

 和歌山市に花王の工場があります。でっかい工場だから皆が知っていると思います。私も和歌山市車庫前で育ちましたので、この近くをうろうろしていたのでよく知っています。その後私は通産省に入りまして、花王を含む化学工業の担当もしましたので、この工場が日本にとってどんなに重要かという事を理解するようになりました。花王は、化粧品から健康食品までいろいろな製品を作っていますが、主力は依然として石鹸や洗剤や歯磨きのような日用家庭用品です。その主力工場と研究所が和歌山にあるのです。
 私は、知事に就任した時、和歌山でうんと人を雇用してくれている企業を大事にしないといかんなと思いまして、会長、社長に挨拶するため本社を訪ねました。
 花王もそうしようと思って申し入れをしました。会長になったばかりの後藤卓也さんは、私が製造産業局次長だった頃の業界団体の会長さんなので旧知の間柄です。そうしたら、後藤さんは「和歌山工場にたまたま行きますからその時にお会いしましょう。尾崎元規社長も一緒にお会いします。」と言われました。私は、工場に会長が来る時に社長も一緒というのは、よっぽど会長がワンマンなのかなあと思ったのですが、これは全くの間違いでありました。年に何回か、花王の主要幹部が皆和歌山工場に集まって経営に関する会議を行うので、会長も社長も専務も皆来ていたというのです。それほど重要な和歌山工場がここにいてくれるという事の有り難みを感じないといけないと思いました。そうこうしているうちに、花王はまた環境に関する新しい研究所、エコテクノロジーリサーチセンターを和歌山工場に建ててあげるという事になりまして、平成23年6月8日竣工式があり、その威容は海岸縁からもよく見えるところであります。同じような事は新日鐵住金も三菱電機も東燃ゼネラルも皆言える事です。我々は、感謝をしなければなりません。
 我々は新しく企業を誘致するというと張り切ったりしますが、前々からいてくれて、活躍してくれている企業の事は、軽視しがちです。いて当たり前のように思うからではないでしょうか。
 その結果、例えば公害とかが心配されると、そればかり攻撃して、出て行けと言わんばかりの行動をとったり(もちろん公害を出してはいけませんので、それは直してもらわないとなりませんが)、役所が行政手続きで親切でない行動をしたり、市民がその意義を十分に分かっていなかったりと、企業にとっては嫌になるような事が起こりがちになります。たかりのような事案が出たらもう最悪です。
 かつて、このような点で、和歌山の評判が良くなかった事は事実です。そうすると、企業の立地行動にも影響が出ます。和歌山の産業活動が全体として振るわなかった1つの要因でもあると思います。私は人一倍その辺の事情が分かる位置にかつて立っていましたから、県政は、その辺の企業の思いを分かっている県政でなければならないと強く思っています。
 地産地消とよく言われます。はるか昔日本の産業がそんなに強くなかった頃、国産品愛用運動もありました。和歌山でも県勢は、まだまだそんなに奮いませんから、和歌山県産を愛好するのも大事です。農産品や紀州材などでは皆さんによく言われますが、工業製品も含めて皆そうであります。そこで既に県の公共調達制度の中にそのような要素を盛り込んであります。
 県政でもそうですが、私生活でもそうしています。花王党です。和歌山に戻ってから、私は歯磨きは花王です。洗濯洗剤は花王です。臭い消しはファブリーズではなくリセッシュです。薬用泡ハンドソープはキレイキレイではなくビオレUです。断固和歌山です。でも石鹸は、大企業だけでなく中小企業も作っているので、必ずしも花王石鹸とは限りません。でも断固和歌山です。同じように、殺虫剤は断然キンチョーです。アースやフマキラーではありません。でも蚊取り線香は、キンチョーだけでなく和歌山県のメーカーのを色々です。

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