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仁坂吉伸の思い

センシティビティ

2015年06月15日

 英語で恐縮ですがsensitivityと書きます。訳をすると感受性とか相手を思いやるとかになると思います。私は若い頃、通産省で貿易摩擦対策を何度も担当しました。当時は日本産業の競争力がとても強く、ややもすると、欧米の企業は日本企業に駆逐されてしまうのではないかという恐怖があり、それがもう日本からの輸入など止めてしまえという保護主義運動に火をつけるのです。原理原則から言えば自由貿易が世界のルールなのだから、言う方がおかしいという事なのですが、本当に保護主義が蔓延してしまうと結局は日本の産業ひいては日本国民も困るので、何とか摩擦を軽減しようと欧米当局と話合いをしてさまざまな手を打つわけです。その時、この言葉を相手によく言われました。「貿易摩擦を軽減しようと当局間で話し合っている時、そんなこと知るかというばかりに一層日本からの輸入が急増しているではないか。保護主義的動きに余計火をつけるようなものではないか」、センシティビティに欠けるというわけです。
 最近この世で暮らしていくには、このセンシティビティが大事だなあと思うことがよくあります。県を挙げて国体だ、そのためには国も県も市町村も協力して早く施設やインフラを作ろうと頑張っている時に、自分の団体のスケジュールは元々こうだから変える気がないと言ってみたり、県を挙げておもてなしトイレ大作戦だと言っている時に、前々からの計画では、あと数年後に改修するのだからやってもしょうがないと悠々としていたりするのを見聞きすると何とセンシティビティがないなあと思ったりします。
 人生意気に感じて行動する事も大事です。誰が言い出そうと、それがいい話であったら、全体として力を合わせて実行したらいいなあと思ったら、それに共感、共鳴して行動に移すセンシティビティを持った人間でありたいと思います。

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