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仁坂吉伸の思い

パンダ赤ちゃん誕生

2016年09月22日

 またまた白浜のアドベンチャーワールドでパンダの赤ちゃんが生まれました。今度は双子ではなく1頭の赤ちゃんです。お父さんの永明は人間で言うと70才以上、パンダの最高齢出産世界記録を更新しました。既に14頭のお父さんです。お母さんの良浜ももう8頭のお母さんです。

 日本では、今少子化がどんどん進み、人口減少とその高齢化が色々な問題を生じさせると大問題になっています。和歌山県はその中でも人口減少と高齢化が進んでしまった課題先進県なのですが、今少子化を食い止めるために県を挙げて取り組んでいます。
 この10年で合計特殊出生率が1.32から1.58に伸びまして、伸び方は全国有数ですが、人口を維持できるという水準の2.07まではまだまだです。一層様々な取り組みをしないといけないと思っていますが、パンダファミリーの増え方は羨ましい限りです。

 和歌山の白浜アドベンチャーワールドのパンダファミリーは、1994年の永明などの2頭のパンダの中国からの移住から始まります。実はその時通産省輸入課長としてワシントン条約に基づくパンダの輸入許可を行ったのが、後年、和歌山県知事になるとは夢にも思わなかったこの私なのですが、その時中国とのパンダの共同繁殖実験の夢と理想を語ってくれた、アドベンチャーワールドの前専務取締役白浜事業所長の林輝昭さんの若かりし姿がよみがえってきます。林さんはパンダの繁殖を軌道に乗せ、多くの素晴らしい後進を育てて、中国本土を除くと断トツのパンダ王国をこの和歌山白浜に築いてくれたのですが、惜しくも今年4月病を得てお亡くなりになりました。今回のパンダ誕生も林さんが天国から守ってくれたのではないかと思っています。

 これで白浜アドベンチャーワールドで生まれたパンダは全部で15頭、既に中国に8頭返却したものの、まだ永明、良浜の夫婦に子ども6頭の8頭のパンダが白浜で皆様にかわいらしさを振りまいてくれています。今回の赤ちゃんは、パンダの赤ちゃんというのはとても小さく生まれて来るため、まだまだお母さんと飼育員の世話の手を離せませんが、いずれ一般のお客さんにもその愛らしい姿を見せてくれるでしょう。今は高速道路が随分良くなったので京阪神からはひとっ飛び。特急くろしおも走っています。また、南紀白浜空港へは羽田空港から1日3便が1時間半で文字通り、ひとっ飛びであります。
 
 和歌山県では、観光シンボルの「わかぱん」を作ったり、あちこちに映像化を持ちかけたり、必死でこのパンダファミリーを売り出そうとしていまして、ようやく国民の間の認知度も高まって来たかなと思いますが、上野に新しく来たパンダと比べ、マスコミの扱いはいつもあまりにも小さく、腹を立てています。今回も各紙や各テレビ局が報じてくれましたが、上野の時の、来たと言っては一面トップ、妊娠の兆候と言っては一面トップ、生まれて一面トップ、赤ちゃんが死んじゃったと言うことで一面トップというのに比べると随分小さいなあと思います。

 かつて、私はこうしたマスコミの報道の東京偏重に腹を立てて「NHK(日本放送協会)はTHK(東京放送協会)か」などと無礼な悪口を記者会見で言ったのですが、それも各紙各局に無視されてしまいました。心の中では、いわゆる全国紙という新聞も全部紙名のトップに「東京」と付けたらどうじゃと恨めしく思っていますが、こういう気持ちは東京以外の各県の方々が皆多かれ少なかれ抱いているに相違ありません。でも、まあ、そんな事を言っているよりは、このパンダ誕生の快挙をまたまた全国の皆様に知っていただけるよう、めげずに頑張っていくしかないと心しております。

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