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世界
2016年12月12日
◯世界農業遺産認定
◯「世界津波の日」制定
◯世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」追加登録
◯世界(ワールド)マスターズゲームズ関西開催地決定
◯世界からの観光客(インバウンド客)急増
本年は、ここ和歌山も世界との関係で、多くのことがありました。これらはすべて、和歌山に力を与えてくれるような、いい話ばかりで、今後我々はこのようなチャンスをどう生かして、本当の自分たちの繁栄と幸せに結びつけていくかが問われています。
こういう「世界」という名がつかないものでも、和歌山と世界の距離は日増しに縮まりつつあります。
和歌山を代表するような企業の1つである島精機製作所の機械は全世界に輸出され、横編ニット機械としては世界の市場をほとんど占めてしまうような勢いです。他にも和歌山には世界市場で有力な位置を占めているものはたくさんあります。
農林水産業の世界でもこれからは特にそうなっていくでしょうし、ならないとなかなか生き残れなくなるでしょう。日本の人口も段々と少なくなっていき、成長率もそれほどは期待できないでしょうから、和歌山の立派な農林水産物の国内需要は減っていく可能性があります。一方、世界には成長著しいアジア諸国を始め、人口と所得の伸長が著しい国がたくさんありますから、潜在的な和歌山の農産物、水産物の需要は大変高いと考えるべきでしょう。しかも、途上国はもちろん、欧米諸国においてもメイド・イン・ジャパン、特に豪華で美味で安全な日本の農産物、水産物に対する信奉は著しいものがあります。このチャンスを生かさない手はないのです。従って、これからは農林水産業に従事している人も世界の中での位置づけを考えなければ生きていけないと考えるべきでしょう。私や県庁の諸君が業界の人をお誘いして、セールスに飛び歩くのもそういう切羽詰まった背景があります。
教育だってそうです。日本の中でしか通じないような知性の子供を育てていたら、その子が将来世界の片隅に追いやられて、寂しい思いをするはめに追い込むことになるのです。日本人の中で優等生だと安心していては、とても危ないものがあります。和歌山県がアジアを中心に各国の高校生をお呼びして県内の高校生と交流をさせる高校生フォーラムを開催しているのはそういう問題意識があるからです。もはや世界との関連は一部の特殊な職業に就いている人達だけのものではなくて、すべての人に関わってくるものでしょう。
和歌山県の行政も、そういうことを踏まえ、随分と舵取りを変えています。輸出振興や世界からの企業誘致や、世界からの観光客の誘致などをどんどん拡大していっています。それに耐える能力を持った県庁要員もどんどん養成していっています。英語、中国語などを頑張って使いこなせる人が随分増えてきました。そういう連中が、世界中に飛んで、業界の方々と一緒に、時には先導して活躍してくれるようになりました。
世界の中で和歌山がブレークする日が近いと私は確信しています。
毎年11月に和歌山文化協会が書や絵と生け花を合わせてきれいな展覧会を行い、私も主催者の皆さんの「命令」で、毎年その時々の思いを込めた、下手な字を書いて出展していますが、今年は以上のような気持ちを込めて、「世界」という題にしました。
