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I R(統合型リゾート施設)整備推進法について
2016年12月19日
I R(統合型リゾート施設)整備推進法案につきましては、今国会で審議が進んでいます。また、これについて様々な議論が行われていますが、先般和歌山県議会でこれについて森礼子議員からご質問がありましたので、県としての考えを申し述べました。うまく議事録を作ってくれましたので、以下の通り皆様に開陳します。
カジノを含む統合型リゾートについては、観光振興に寄与するとともに、経済波及効果や雇用創出効果が期待でき、地域活性化につながる有効な手段の一つとずっと考えて行動してまいりました。
ほぼ10年前から、沖縄県、神奈川県と3県協議会を作ってこれを可能としようというような運動をして、政府に法整備などを要望してきたところでございます。
私は、少し前は、カジノと言っても、ご指摘のようなマカオとかあるいはラスベガスのような大規模なIRでなくても、古くからの観光地である和歌山では、ヨーロッパに昔からあるような、ホテル1つだけが隔離されて規制されてカジノになっている、そういうようなものでもいいのではないかと考えて、そんな意見も言ってきたところもあります。
しかし、いくつかの業界の方々と接触すると、和歌山でもやはりIR型の方がやりやすいというか、「その方が積極的に考えられますよ」というような企業が多いので、それならそういうことでも、と柔軟に考えてやっていったらいいのではないかと考えております。
ただ、知事が理性的すぎるのか、和歌山県が地味なためか、大阪の動きはマスコミがワーッと取り上げてくれるのですが、意識してか無意識なのかよく分かりませんが、当県の動きだけが報道の際には時として落とされるようなことが起こっておりまして、少し苦笑しているところでございます。
今のような状況でございますので、IRの実現に向かうプログラム法の審議が進んでいるのは歓迎したいと考えております。ただ、この先、私が考えると、より大事な手続き法というか規制法というか、そういうものがないとこの話は進みませんし、また、どこでIRが認められるかというようなことについても大事な局面が来ると思います。従って、これはまだまだ先の話でございます。
大事なのは、投資をする企業あるいは業者がどういう風に考えて、和歌山との関与をつけてくれるかということでございます。和歌山は、ご指摘のように他に観光資源もたくさんありますし、関空にも近いわけですから、投資対象としてなかなかのところではないかなと私たちは思っておりますが、企業の動向をアンテナを高くして、また連絡を密にしてやっていきたいと考えております。
ただし、先ほどご指摘がありましたような、懸念される社会的リスクの問題については、同時に、軽視すべきではないと私は思います。よく言われる暴力団組織の介入の排除やマネーロンダリングの防止の措置なども大事でございますが、何よりも住民のギャンブル依存症の防止をきちんと措置しておかなければならないというふうに思っております。
しかし、私は、こういう点については、ちゃんとしたルールを作り、適切な管理と隔離の規制をきちんと行うことにより防止できると考えております。
しかし、住民の、特にギャンブル依存症の防止が最も大事な措置である、留意点であるということはもう一度強調したいと思います。私は、一貫してカジノを含むIRの誘致論者でございますが、同時に私は和歌山県の知事として、和歌山県の住民がギャンブル依存症に陥ることを防止する責任があると考えております。それは、入場の規制を厳しく行うことによって叶えられると思いますけれども、パチンコ依存症の例などがよく議論されるように、わりと開放的で、楽観的で、奔放な性格の方が多いような当県では、当分の間は和歌山県民は出来上がったカジノに入場できないというふうにしておいた方が安心かな、と思っております。和歌山県民だけが入れない、ということが技術的に難しければ、当分の間は日本人は入れない、というのもありかなと思います。
これは、未来永劫そうでなければいけないというわけではなくて、カジノが定着して、入場制限のやり方について、ギャンブル依存症の防止のために「こうやったらいいんだ」ということが、きちんと方法が確立されたら、だんだんと和歌山県民ないし日本人も楽しめるようにしたらいいのではないか、そんなふうに私は考えております。
