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仁坂吉伸の思い

開元寺と福建省

2018年01月22日

 昨年の暮れ12月24日から27日まで、中国の福建省に出張しました。ちょうど自由民主党と公明党の政府与党と中国共産党の日中与党交流協議会が福建省であり、慣例により、産業界の要人、地方公共団体の長、著名文化人などが参加することもあるのですが、福建省は和歌山ゆかりの弘法大師空海が入唐を果たした最初の上陸地であり、空海が一ヶ月留まっていた開元寺も訪れるので、一緒にどうかというお話を自民党議員団の長、二階俊博幹事長からいただいたので、参加させていただきました。
 出番は、会議の参加者の交歓会や地元省市の歓迎会、それに開元寺訪問なので、この機会に福建省の有力観光業者の元を訪れ、観光誘致に努めてきました。

 まず開元寺ですが、福建省の省都福州の旧市街地の真ん中にあり、今は禅宗のお寺となっています。議員団一行の訪問時も、二階幹事長が空海の日本の本拠地高野山のある和歌山県から知事が見えていると紹介をして下さり、弘法大師の取り持つ縁で、こうして訪問することができ大変喜んでいるが、この縁を大事にして日中友好に貢献していきたいと日中両議員団と開元寺関係者を前に挨拶を致しました。開元寺では、かねてから弘法大師の足跡については十分な顕彰が行われており、金剛峯寺、真言宗徒が建立された大師像や記念石碑が大事に保存されており、また、本堂の二階には、大きな大師像が祀られていました。また、日本に留学した宗教家などを中心に、地元に空海研究会というグループも結成されており、開元寺住職本性さんはじめ寺の関係者と極めて親密に協力しておられることが印象的でした。議員団が北京に向かって発った後も私たち和歌山グループは残って住職さんと大いに語ってまいりました。一緒に来るはずだった金剛峯寺宗務総長の添田隆昭さんが突然の高熱で不参加になったので、空海入唐の地霞浦県で金剛峯寺の現地職員として6年も過ごされた中島龍範さんとともに、今後の両寺の交流について、様々な希望も述べ合って参りました。
 次に私は生まれて初めて福建省に足を踏み入れたわけですが、最近の中国の発展ぶりを改めて思い知らされました。厦門(人口392万人)、福州(人口757万人)の二つの町を訪ねましたが、道路はどしんとついているし、高層ビルが建ち並ぶ中に車がバカバカ走っていて、古い貧しそうな中国は、福州の旧市街地の裏通りぐらいしかなく、それも昔日他の大都市で見たものに比べると、うんと縮小しているように思いました。
 厦門は壮大なコンテナヤードが並んでいて、近代的なビル街と美しく整備された海岸通りが調和している、それはきれいな町でした。これらをつなぐ高速道路は2~3車線の極めて凹凸のない、立派な工事のものががんがん整備されていますし、新幹線も少し乗りましたが、従前山東省で乗ったD規格のものに比べ本格的なG規格のそれは車内もきれいで、全く揺れを感じず、これでは日本の新幹線を押しのけてどこかの国で受注をしたとしてもそう驚くこともないというようになってきているなあと思うようになりました。
 そこで思ったことは、もう一度中国への観光誘致戦略をギアチェンジしなければいけないということであります。経済発展により、日本に観光で来ようという人々及び富裕層はどんどん増えているし、団体のみでなく個人でも東京、京都というゴールデンルートばかりか玄人好みのする特別な観光地も可能性があるし、北京、上海のみならず中国の各大都市が皆格好のターゲットになっている・・・等々思うことが一杯あり、今回プロモーションを行った旅行社の感触も良かったので、それらはもちろん、今後重点的に各大都市で対中国観光プロモーションを行うようにと和歌山県自慢の国際観光部隊に命じたところです。
 以上、他の仕事も一杯ある年末にやりくりしたので日程はきつかったのですが、得るところがたくさんあった福建省訪問でした。特に訪中のチャンスを下さった二階幹事長に感謝を申し上げたいと思います。

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