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仁坂吉伸の思い

旅好きが選ぶ博物館ランキング2018 南方熊楠記念館

2019年02月18日

 トリップ・アドバイザーという旅行ジャーナリズムがあります。ネットなどで、おすすめの人気旅先などを随時発表しています。

 先般は白浜にあるアドベンチャーワールドが、千葉県のディズニーランド、ディズニーシーの2つと大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次いで、日本で4番目のテーマパークに選ばれましたし、動物園部門では、1位に選ばれた所です。

 今般はこれまた白浜の南方熊楠記念館が博物館部門で19位に選ばれました。19位というと大したことがなさそうですが、特定の人物を取り上げた博物館としては、金沢市の鈴木大拙館を抑えてトップであります。

 南方熊楠は、こんなすごい人はいないというほど各般に優れた在野の博物学者ですが、森羅万象に通じ、粘菌の研究その他で大英博物館をもとに大活躍をする一方、自然を愛し、エコロジーの概念を日本に初めて導入した人であります。

 その南方熊楠は、和歌山市生まれ、ちょうど夏目漱石や正岡子規と東京大学予備門で一緒だったという世代の人であります。和歌山に帰ってからも原生林に分け入って博物学の勉強をするかたわら、居を構えた田辺市を中心に多くの人々と交遊を結び、自然保護運動で大暴れをし、その学識を愛でられた昭和天皇に粘菌の御進講をするという大変に魅力的な人であります。孫文との交友も中華系の人々には特に有名です。

 和歌山県では、白浜町の海の見える番所山の岬の上に(ちょうど先述の御進講を行った神島が眼下によく見える。)昭和40年地元有志により南方熊楠記念館が建てられ、その記念物の展示をしているのですが、耐震性を懸念されるため平成29年美しい新館を増設したのであります。

 以来美しい建物、興味あふれる展示、そして谷脇幹雄館長の熱心なマスコミ発信も相まって、入館者はうなぎのぼりとなり、平成29年度には30,577人となりました。白浜駅からはタクシーやバスで10~15分、近くには天下の絶景円月島や京都大学の水族館、ダイビングスクールもある中々の好スポットにあります。田辺市内には南方熊楠が長く住んだ邸や庭園も保存されていて、その邸の隣には、南方熊楠の集めた膨大な書籍、資料をそっくりそのまま保存して研究者の研究用に供する南方熊楠顕彰館もあります。これら2つを巡回する南方熊楠ファンも増えてきているのです。

 南方熊楠はどんな人かって?大げさに言ってるんじゃないの? そう思われる方は是非南方熊楠記念館にお越し下さい。

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