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仁坂吉伸の思い

禍福は糾(あざな)える縄のごとし

2019年03月25日

 昔、漢文で習った言葉です。災いも幸せも一方がもう一方の原因となることも多く、縄が撚(よ)り合わさるように入れ替わりながら変転するというような意味であります。
 和歌山県は紀伊半島の先から西半分、特に南部は太平洋に突き出ていて本州最南端の潮岬もあります。また、最近に至るまで道路の整備も今ひとつでありましたので、不便で色々な意味でハンディキャップを負いながら暮らしてきました。しかもその紀伊半島のすぐ先に南海トラフがありますので、地震発生後すぐに津波が押し寄せてくるので避難しようにも間に合わない避難困難地域を抱えているというなかなか苦しい所なのであります。
 しかし、我々は生き延びなければならないし、しっかりと栄えていかなければなりません。政府が発表したように大地震で何万人も死ぬと言われ、ああそうですかと言っているわけにはいきません。避難困難地域を無くし、全員が助かるように岸壁を強化し、内陸対策で補う対策が今着々と進んでいます。また、あらん限りの工夫をして、全国でもここしかない津波防災対策のツールも充実しつつあります。高速道路もようやく紀伊半島一周の完成を窺(うかが)えるようにもなってきました。
 さらに、「禍福は糾える縄のごとし」です。紀伊半島南部は、世界的に価値のある地質の地、すなわち南紀熊野ジオパークの地として多くの観光客に来ていただく可能性のある地なのです。今年の7月、潮岬の望楼の芝の地にその中心のジオパークセンターが完成します。
 そして、南に突き出ている地形こそ、これから世界的に脚光を浴びるはずの小型人工衛星を打ち上げるロケット発射場の最適の地なのであります。神様は禍(わざわい)の陰には福の種も用意してくれています。しかし、県民が皆で協力してこの福の種を大事に盛り立てていかないと本当の幸せにはなりません。誰かがこの機会に得をしてやろうと協力的でなかったら福の種は芽を出すことなく終わってしまうかもしれません。

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