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仁坂吉伸の思い

聖火リレーのランナー選考に思うこと

2019年09月09日

 東京2020オリンピック大会・パラリンピック大会まで1年を切りました。和歌山県でもカヌー競技で宮田悠佑選手の出場が決まるなど、全国でも同様の盛り上がりを見せていると思います。そんな中、大会前に注目を浴びる最大のイベントが聖火リレーです。47都道府県を駆け巡った聖火が新国立競技場の聖火台に点火された時、オリンピック開会式のクライマックスを迎えることになります。和歌山県においても2日間聖火リレーを行うことになっており、県内を走る聖火ランナーをこれから選考していくわけですが、この選考ルールがあまり愉快ではありません。
 聖火ランナーに選考されるには、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会がお決めになったルールに則って、応募する必要があります。その応募先は5つあり、各都道府県が設置している「実行委員会」に申し込むか、あるいは東京2020オリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーである「日本コカ・コーラ株式会社」、「トヨタ自動車株式会社」、「日本生命保険相互会社」、「日本電信電話株式会社(NTT)」の4社のどれかに申し込むということになります(ルール上は、重複して申し込むことができるようになっています)。
 そこで本県でも「東京2020オリンピック聖火リレー和歌山県実行委員会」を設置し、7月1日から8月31日まで募集を行ったところ、おかげをもちまして、1,660名の方からの応募がありました。しかし、本県の「実行委員会」では6名の推薦枠を除くと、38名のランナーしか選考できないルールになっているのです。
 これ以外はどうかと言うと、本県の聖火ランナー総人数は160~180名選ばれると聞いておりますから、残る130名くらいは、先にあげたプレゼンティングパートナーであるスポンサー4社が選ぶことになります。つまり、本県の「実行委員会」に応募された方のうちほとんどの人が落選し、地元のランナーを地元で選べないルールになっているのです。このルールはおかしいんじゃないかと思います。
 いくらお金をどっさり出したからと言って、和歌山県を走るランナーの大半はこの4社が決め、オール和歌山で作る実行委員会は4分の1以下のランナーしか選べないというのは、あまりにもみっともない制度です。スポンサー代表のランナーというより、和歌山県代表のランナーとして走った方が、走る人も地元も、もっと盛り上がるはずです。
 スポンサーは確かに資金を出して聖火リレーを運営する権利をお持ちなのでしょうが、ランナー選考の関わり方に関しては、オール和歌山で構成する実行委員会の選考委員に参画するとか、少人数の推薦枠を持つとか、地元を主体にしたやりようが色々あったのではないでしょうか。露骨な金権主義は品格高くあるべき日本の恥だと思います。
 オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、先催大会を参考にしてルールをお決めになったのかもしれませんが、日本中が一体となって盛り上がる方法がもっとあったと思い、苦言を呈したいと思います。ただし、もちろん、私は大会が成功することを心から願っていますから、今となっては、決められたルールに従って協力します。

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