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仁坂吉伸の思い

北山村村議会議員選挙

2019年12月02日

 北山村で村議会議員選挙が11月26日告示、12月1日投開票で行われ、6人の立候補者に対して5人の選良が選ばれました。
 開票結果を見ますと、当選された方の得票数は最多114票、最少35票。ちなみに落選された人の得票は20票でした。
 これを見て、ある人が「わー、なんと、35票で当選するんや。びっくり。」と言っているのを聞きましたので、「いやいや、それは違うと思いますよ。この投票率を見てください。90%近くあるではありませんか。村民みんなが自分達の代表として誰を選ぶか、ちゃんと考えて村づくりをしているんだと思いますよ。人口が少ないのだから、投票の結果35票で当選でもいいじゃありませんか。」と申しました。

 北山村は、日本唯一の全体が飛地の村ですが、平成の大合併の時も、独自で行くと決めて、人口が少ないが故の不便を色々な工夫でしのいで、立派に村づくりをしている村だと思います。何故に飛地にまでして和歌山県にあるのだというと、北山村の主産業は林業だったのですが、北山川の水運を使って、その木材を新宮に搬出していたので、新宮市との関係が最も強かったためと言われています。昔の優良道路は川だったのです。しかし、今は自動車の時代、川の崖をうがち、谷に降りては尾根を越えていくような道が和歌山県の他の地域とを結ぶだけという状態になると、北山村の発展も止まってしまいます。それでも、名産のじゃばらを全国に売り出し、筏下りを復活させて観光の目玉に仕立てたりと、必死に村を支えていく人々の努力には目を見張るばかりです。最近では村営のおくとろ温泉も造ってコテージ風の宿泊施設が人気を博しています。しかし、余りにも悪路であるが故に観光バスも入れない状態では努力が十分に報われません。そこで、国と県が協力して、熊野川沿いの168号線から北山村までちゃんと2車線の道路で結ぼうというプロジェクトが、奥瀞1期、奥瀞2期と完成して参りました。あと少しで完成です。しかし、ここで問題が発生しました。それは国の工事(ここでは直轄代行という制度をお願いしました。)に伴い県の負担金が発生するのですが、それを誰が払うかという問題です。奥瀞3期は新宮市と北山村を結ぶ最後のポイントですが、途中ほとんどの所は三重県を通ります。三重県側にはほんのわずかしか人が住んでいないので、さすがに高額の県負担金を払いたくはないでしょう。そこで、そのほとんどを和歌山県が払うことにして、それを可能にするような政令を国に作ってもらいました。現在既にその工事が着々と進んでいます。
 かつて、和歌山県に残ることを選択してくれ、今も様々な工夫をして頑張っている北山村を、和歌山県が、人口が少ないからと言ってないがしろにすることは絶対にいたしません。

 私は投票率の高さは、政治への関心の高さであり、それはある意味において、民度の高さを表していると思います。大都会の投票率の低さを知るにつけ、北山村の人々の爪の垢を煎じて飲んでもらいたいとすら思います。一票の格差ばかりで、地域の代表を選ぶ権利さえ取り上げようとする裁判所も少しはこういう現実も考慮に入れてほしいと思います。と偉そうに言った所で、和歌山県でも、和歌山市、岩出市など選挙の投票率の低い地域もあることに気がつきました。そういう地域の住民の皆さんとともに、知事としても反省をせねばならぬと思います。

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