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仁坂吉伸の思い

新型コロナウィルス感染症対策(その4)~希望~

2020年03月04日

 全国的に新型コロナウィルス感染症に対する国民の懸念が高まっていて、2月27日の安倍総理からの異例の要請を受けて、和歌山県も九度山町を除いて、小、中、高それに特別支援学校において休校の措置を執っています。
 突然学校に来られなくなった児童生徒諸君の戸惑いと悲しみ、それに、特に楽しみにしていた卒業式が中止又は縮小されたことに対して県民の皆さんの気持ちを思うと心が痛みます。しかし、さらに大変なのは、特に小学校では、働いている保護者の方々が子供さんをひとり家に置いておけないので、休んだり、働くことを辞めなければならないという事態であります。
 そこで和歌山県では、そういう事情のある小学生は学校でお預かりするという措置をお願いすることにしました。政府も、2月27日の発表の際にはあまり意識されていなかったと思いますが、その後、休業補償など、どんどん対応措置を発表しています。

 そこで、当然起こるのが、預かりなどをして、そこで感染が発生しないかという懸念です。これに対しては、もちろんそのリスクは預かりをすることで少し高まることは事実ですが、働いている方々が全部休んだり、仕事を辞めざるを得ないマイナスに比べると低いと判断しました。国も、休校要請の中に保育園や幼稚園は含めていません。これは、今の時点で、特に保育園はそうですが、働いている親御さんが一斉に働けなくなるという事は避けたい、また、避けても大丈夫だと判断したためであろうと私は推測しています。
 もちろん、保育園や幼稚園も子供が集まりますが、保育等の実態を見ると、年上の子供たちに比べ、もう少し発熱した子供はいないかなどのケアが行き届いているし、子供たちが、外部を動き回る場合も少ないなどということもあるかもしれません。それに、和歌山県では2月13日のあの危機以来、徹底的に防止策を講じ、安全を今のところ確認した状況にあるので、預かりのリスクは高くない、それよりも親御さんが働けなくなるリスクの方が高いと判断したのです。

 日本は、今非常事態だと思います。学校はもちろん、色々なイベントも次々と中止になり、経済に対する影響も後で深刻になってくるだろうと思います。
 感染が発生した地域の自治体や住民は、大変な苦労があるのですが、それ以外の地域の方々も、その苦労に日本人らしく心を寄せ、かつ、国民全体の利益になるように行動する事が必要だと思います。マスクは、入手できなかった人は本当に困るから、手に入れたいという気持ちも分かるけれども、どう考えても供給が切れるはずがなく、かつ、感染症対策下の生活といえども別に需要がそんなに増えるとも思えないトイレットペーパーを買い漁るといった行動は些か考えものです。ましてや、TVで報じられたコンビニのトイレでトイレットペーパーを盗むといった行為は大変恥ずかしいことだと思います。微罪だと思って看過することなく、司法は犯人を是非捕まえてほしいと思います。
 日本が壊れてはなりません。

 そんな中、日本全体の希望になりそうなことが本日開始されました。
 それはあの院内感染を起こした済生会有田病院がコロナウィルスからの完全な「清浄状態」を証明して、正常な医療活動に復帰したことです。
 感染者は他所に移し、残された病院関係者と入院患者すべてのPCR検査で陰性を証明し、既に2週間1人の陽性患者も出していないことをもって、病院の正常化宣言ができたのです。県内関係者の皆さんの御協力と御献身に心から感謝します。また、県選出の国会議員や政府や大阪府にも大いに助けていただきました。お礼を申し上げます。
 本日(3月4日)朝から外来患者、入院患者の受け入れを再開しています。さんざん、危険地域として色々な困難にさらされ、心ない仕打ちもされた湯浅の地域の方々もこれで胸を撫で下ろしました。これは今、日本中が新型コロナウィルス感染症と闘っている中で言えば、ほんの小さな、かつ、ほんの一時の出来事かも知れません。しかし、全国で苦労をしている多くの同胞の方々から見れば、頑張れば、またあの和歌山のように、感染症禍から生還することができるという希望となったものと信じます。

 もちろん、全国での流行の状況から見て、和歌山もこれをもって、ずっと安心というわけにはいきません。いつ何時また患者さんが出るかも知れません。これからも最大限の緊張感を持って目配りをし、不幸にもまた発生したら、全力を挙げて、同じように封じ込めるよう力を合わせなければなりません。しかし、その時でも、我々にはあるではありませんか。必死の努力で勝ち取った希望が。

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