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仁坂吉伸の思い

新型コロナウイルス感染症対策(その45) -直近の和歌山県のコロナ感染状況と県民の皆様へのお願い-

2020年12月16日

 12月14日、標記のタイトルで記者会見を行いましたので、その内容を若干加筆して改めて皆様にお届けします。(記者会見の内容は HPhttps://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/d00205983.htmlを見てください。)
 まず和歌山県の最近の感染の動向を申し上げます。

 まず、資料1から非常によく分かるのですが、県内の感染者数は、かつてに比べると随分上がってきています。最近は10人を超えるような感染者数の日もあるし、第2波の時よりも多いし、第1波よりももちろん多いということで、油断をしてはいけないということであります。
 ただ、和歌山県の政策は、基本的には、感染症の拡大防止のためには、保健医療行政を一生懸命やりましょう。それで頑張るので、県民の皆さんは、最小限のご注意だけ守っていただいて、それで普通の生活とか、普通の経済的な活動とか、やってはいけませんとあんまり言いませんから、頑張ってくださいということをずっと基本にしていました。
 そういう保健医療行政の頑張りがございますので、11月20日ぐらいから、入院患者の数は横ばい、ないしはちょっと減り気味です。これが際限なく拡大していくと、ちょっとまずいのですが、そういう点では、今のところ、現政策でいけそうな感じがすると、こんな感じでございます。

 感染ステージということを皆さんよく言われます。それは、ステージⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳというふうに、政府が決めています。最近、ステージⅢ感染急増期になったと言っている人もいますが資料2を見ていただきますと、和歌山県は大体ステージⅡの中にはまっているというふうにお考えいただいたらいいと思います。一つだけ、ステージⅢの要素の一つである入院患者の病床の占有率が、現在27.8%で、ステージⅢの基準が25%なので、これだけちょっと超えているということです。(これも最近、ここ2、3日はちょっと下がっています。)ただ、和歌山県は必ず全員入院していただいていますから、他県と単純に比較することはできません。だけど、和歌山県は全員入院ということを前提にして、まだというか、もうというか、占有率27.8%のところにいますというのが現状です。残りのところはステージⅡの中に全部入っています。
 それから、感染の状況も、さっき見たような意味では、際限もなく増えているというよりも、直近一週間が50人で、先週一週間が55人なので、ピークアウトとまでは言えないのですが、感染者数が頭打ち傾向にあるなということで、これもステージⅢとは全然違うということです。

 こういう現状を基にして、最近の感染状況、これは野尻技監から、毎日皆さんに報告をさせていただいていますし、記者の皆さんからの質問を受けさせていただいていますが、我々が今一番懸念しているのは、高齢者のことです。感染者に高齢者が結構いまして、この高齢者の方は元々体が弱い、それから基礎疾患がある方が結構多いわけです。従って、そういうところに、コロナが悪さをすると、結構重症化、重篤化する。場合によっては、亡くなることもありますので、それを我々は恐れています。
 大阪のように、高齢の感染者がかなり増えてくると、重症患者の数が増えて、それで、ひょっとしたら、重症病床がいっぱいになる可能性だってないことはない。今のところは、まだ4分の1ぐらいよりもずっと下ですから、大丈夫なのですが、重症病床はそんなに多くの容量を持っていませんから、従って、ここは注意しなければいかんということだと思います。

 そこで、今日のお願いは、資料3にありますように、大阪府が府民に不要不急の外出は控えるように言われまして、その期間が、元は12月15日まででしたが、29日まで延長しますと大阪府知事が言われましたので、我々もそれに完全に合わせて、第一に大阪府への不要不急の外出は控えるようにお願いするというのは、継続してもらいたいということにしました。
 それから二つ目、これが新しいことですが、感染が拡大している地域から、帰省等される方は、高齢者等へ感染させないような行動をお願いします、ということを申し上げたいと思います。帰省をやめてくださいとは言いません。言いませんが、帰省をされた時は、例えば、身内に高齢者の方がいらっしゃったら、ひょっとしたら、無症状でウイルスを持っておられる状態で帰って来られる場合があるかもしれませんので、その時に、高齢者にうつしたら大変なので、念のため感染防止を、家族の中とか知り合いの中でも、きちんとやって欲しいというふうに思っているということです。
この帰省等の「等」は、帰省というと、和歌山に家があって帰ってくる人です。だけど、親類の若い人たちが、あるいはお年寄りが、親類を訪ねて来る場合もあります。例えば、普段は東京に住んでいるお孫さんが和歌山のおばあちゃんのところに来る場合、これは帰省とは言いません。従って「等」もつけてあるということです。
 それから高齢者等の「等」は、高齢者と体の弱い方、疾患を持っておられる方を想定しています。従って、帰省やあるいは親類を訪ねて和歌山に来られるのは、そこまで全部止めるつもりはありませんが、お帰りになった時、あるいは来られた時は、高齢者とか体の弱い人にはうつさないように注意をしてくださいというふうにお願いをしておきたいと思います。これは、29日までではなくて、当分ずっとそういうことでやってくださいというお願いであります。
 一般の観光客、見ず知らずの人が、和歌山へ来ないでくださいと言うつもりはありませんし、その方に、高齢者にうつすなと言ったって、どこに高齢者がいるか分かりませんから、それは難しいと思います。
 残りの10ヶ条、これはただいまのところ継続で、いちいち申し上げませんけれども、ここに書いてあるところを、よろしくお願いしたいと思います。

 という記者会見をしているちょうどその時、政府から12月28日から1月11日まで全国的にGoToトラベルの停止という発表がなされました。
 そこで、記者からこれについての受け止めを聞かれたことに答えたのですが、その答えも含めて私の見解を申し述べます。

 和歌山県は、第1波のあとの基本的対応としては、コロナの感染拡大防止は、保健医療で当たって、観光をはじめとする経済活動や県民の通常の生活に対しては、あんまり制限的なことは言わないし、しないという方針で頑張ってやってきましたので、GoToがなくなると、急にお先真っ暗と考える必要もないし、GoToは国の政策なので、国が停止と言えば、それを前提にして考えるしかないと思います。しかし、和歌山県の観光地は、夏から秋にかけて、そして直近まで、このコロナ渦にあっても活況を呈していたので、GoTo停止で、どのくらい悪影響が出るか心配です。さっそく観光業界の業況調査にはいるところです。しかし、政府の分科会を発信地にして、マスコミなどでGoToキャンペーンが感染拡大の主犯みたいに扱われていたり、感染拡大をストップさせるためには、とにかくGoToを止めることだという流れが出来てしまっているのは、いかがなものかと思っています。
 和歌山県でもこの秋からの第3波は、これまで以上に感染者を出していますが、もしGoToが主犯というのなら、活況を取り戻し始めていた白浜や勝浦や熊野古道や高野山から発症が拡大するはずでありますが、そんな事実はありません。それどころか感染はゼロに近い水準です。通勤や通学や、メリーマートのような商行為で大阪と関係の深い和歌山市、岩出市、橋本市などで感染の源と言いうるものが見られます。
 それを、政府の分科会を代表される専門家はどう説明されるのでしょうか。

 それよりは、GoToトラベル停止などで、若干水を掛けて冷却しながら、肝心の感染症法で闘っている全国の保健医療行政で成績の良い所を範として立て直しを迫るべきではないでしょうか。

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