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仁坂吉伸の思い

シャリンバイ

2011年04月25日

 皆さんシャリンバイという花木を御存知ですか。
 常緑の低木で、どちらかというと南方系、乾燥にも強いので、公園などに植えられるほかよく垣根とか、街路の植込みなどにも使われます。花は春から5月ごろにかけて咲くが、梅のような形の花がたくさんつくといった形なので車輪のようになった梅ということで、シャリンバイと言われています。

 このシャリンバイが昨年度末和歌山市の42号線の中央分離帯に新しく植えられたのを目にするようになりました。何故植えられたかと言うと、もともと植えられていたツツジが昨年の夏から秋の猛暑で枯れてしまったからです。同じことは、平成19年夏の猛暑の際にも起こりました。この時は国体道路などが先にやられました。道路は、作るのも大変ですが、管理も大変です。道の穴ぼこやコンクリートの割れなどはもちろんですが、植栽も、散水をちょっと怠ったら枯れてしまいます。しかし、一旦枯れると、今度は植え替えるのにお金がたくさん必要です。そのお金は、国民や県民の税金から出ていくのです。現に国体道路も枯れてしまった植栽を復元するお金がないので、枯れたまま放ってある所がたくさんあります。最近国も地方公共団体も財政が厳しくて、昔のように道路管理にそんなにお金を回せません。それで時々草ボウボウの中央分離帯などが出現します。しかし、草は伸びるのをためておいて、いつか刈ったら元に戻りますが、枯れてしまった木の植込みは元には戻りません。戻そうとするとえらいお金がいります。したがって、丁寧な手入れは中々出来なくても、水やりだけは、最低限やっておく方が結局は財政負担が少ないのです。

 19年度に国体道路の植込みが枯れた時、私はその事を職員に厳しく伝えて、今後はよく注意をするようにと申しました。そのため、県の職員は、日照りには注意をして昨年の夏も被害をかなり小さく食い止めてくれました。国体道路は県の管理です。ところが42号線は国の管理です。19年度以来、当庁の職員を介して、日照りが続いた時の水やりは42号線を管理する和歌山国道河川事務所にも注意するよう伝えてあったのですが、聞いてもらえなかったようで、私が昨年9月初めトルコに行って帰ってきたら、えらい勢いで枯れていました。
 そして、今回の植え替えです。きっとお金がたくさんいったことでしょう。そのお金は、私達の税金です。私からすれば、そんなお金があったなら、京奈和道路や紀伊半島一周高速道路を一日でも早く1mでも長く延伸してほしいと思います。

 一方は国の直轄事業、一方は県の管理。うるさい私の命令は、当然県の事業には厳しく伝わりますが、国の地方支分局には中々伝わらないのです。こういうことは許されないということで、地方支分局などさっさと地方に移管してしまえという意見が出てきます。これが地方分権とか地域主権とか言う流れです。
 さらに、この何年間で県は血のにじむような合理化をやってきました。人員削減だけで20年度からの5年間で12%も行います。一方国は、ようやく23年度の採用人数を少なくし始めたという程度で、意気込みが違います。したがって、さぼっている国にまかせるより、地方に移管した方が合理化も組織の活性化もうまく行くだろうということも期待されています。私もこういう点は賛成です。

 シャリンバイの植え替えられた42号線の中央分離帯を見るにつけ地方分権の大事さが分かります。

 しかし、話はこれで終わりではありません。国が言うようにすべて国の支分部局を県や市町村やあるいは広域連合に移せばいいかというと問題が出てくるところもあります。以下は来週に。

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