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仁坂吉伸の思い

ああすれば こうなる

2010年05月28日

政治家として行政庁のトップとして仕事をしておりますと、県民のためにやりたいことがいっぱいあります。何とかできないかと考えます。ただし、無 責任なことはできませんから、もしそれをやったら、どういうことが起こるかということをウンウン言って考えます。それが政策を練るということです。例え ば、カクカクの福祉政策をしたい。考えただけで、それを言ったら喜んでくれる恵まれない人々の顔が浮かびます。しかし、もしカクカクをやると、年間予算が いくらいるか、県の財政の当年度及び後年度負担は大丈夫か、もっと露骨に言うと、私が辞めた後県が破綻するようなことはないか。また、もしカクカクをやる と、受益を受けた人がモラルハザードにならないか、公への依存が高まりすぎて、かえって、そういう人々をスポイルしないか。さらに、他にも恵まれない人々 がいるのにそういう人々に対して、このカクカク政策の受益者だけをえこひいきすることにならないか。などなどウンウン言って考えるのです。

そして、きちんとした行政としては、例えば総合的に考えた時、これは是非やろう、でもそうすれば、発生する問題はこう やって手当てをしてマイナスの効果を少なくしよう、といったように考えます。時としては、その手当てがどうしてもできないので、とりあえずは断念というこ ともあるでしょう。そして、その際、自分たちの行政の身内でだけでなくて、広く県民誰にでも、その「ああすれば こうなる」をすべて説明して、理解を得るということが必要だと思います。

私は、いつもこういう立場で県政をリードしています。一方、何のかのとやれない理由ばかり述べたてて、何もしないという行政と役人は大嫌いですから、そうならないように心がけながら、知事就任以来200に近づこうとしている県政の改革をしてまいりました。

しかしながら、最近の国政などを見ますと、政治も行政もこの「ああすれば こうなる」をちゃんと考えていないような政策がいかに多いことかと思います。例えば、高速道路料金をうんと下げることはありがたいことです。しかし、財政 は大丈夫かという点を別にしても、以前の料金を前提にして成り立っている競争産業が存続可能かということや、地域的に不公平が生じないかなどについて、オ レは知らんではすみません。実際にはフェリーが大打撃を受け、国が自分の政策によって引き起こしたことなのに責任を取ろうとしないので、県が尻拭いをせざ るを得なくなりました。最近は、このようなことがもっとひどいというように思います。政治家や官僚が「ああすれば こうなる」という点を忘れ、「こうなる」方を手当てする責任を放棄して、まるで「ああしたい でもこうなってほしい」と子供がだだをこねているように見えるのは、何とも情けない話だと思います。

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