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仁坂吉伸の思い

戦争責任

2011年06月20日

 8月15日は終戦記念日です。日本が無謀な戦争に邁進し、完膚無きまでにたたきのめされた敗戦の記念日です。多くの人の生命を奪い、幸せを踏みにじったこの戦争の責任は誰にあるのか、そのような議論が時々起こります。曰く、軍部にある、特に陸軍だ、政治指導者達だ、とりわけA級戦犯の人達だ、いや天皇陛下にも戦争責任がある、とこんな議論です。
 私は、当時のすべての国民にその責任があったと思います。もちろん戦争指導者達と一般の国民の責任は同列同等には論じられないけれど、戦意を高揚させるような新聞が売れ、教育現場では軍国主義が鼓吹され、戦勝記念のパレードが行われ、兵士の出征の際には別離の涙のかわりに万歳が唱えられたことも事実です。そして同じ多くの国民が敗戦の後はころりと変わったのです。

 翻って現在、大震災を受け、七転八倒しているこの日本の将来にも私たちすべての国民に大きな責任があります。この国をどうしたらよいのか、今こそ、一人一人が勉強して、考え、自分の考えをしっかりと主張すべきでしょう。ムードに流されて、あちらに走り、時節が変わると、ころりと転向してこちらに走り出すのではあの戦争の時と同じです。
 しかし、「和を以て貴しとなす」この日本で、流れに逆らって正しいと思うことを発言することは大変です。私は震災直後に、日本国中に自粛ムードが広がり、和歌山城のライトアップまで止めてしまう流れが生じたのに際し、この風潮が続けば経済がズタズタになって復興支援まで出来なくなると考え、声高に「自粛」に異を唱えました。それが報じられるや批難の嵐が襲ってきましたが、三週間後にマスコミが、一ヶ月後に政府が自粛はいけないと言い始めるに及び、批難も消えてしまいました。
 このように大変は大変です。しかし、時代の変わり目には、自分の信じる所を堂々と主張する気概が必要でしょう。

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