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仁坂吉伸の思い

出羽の守

2012年03月26日

 世の中には、「どこかよその国や地域や組織では、かくかくこのようにうまくやっている。だから、我々も是非そういうことを考えるべきだ。」といったことを言う人がいます。

 日本は明維新以来、先進国の進んだ制度をどんどん取り入れてきた国ですから、こういう「いいものがよそにある」という発想に慣れているものだから、そう言われると、聞く人は結構感心してしまいます。ところがたまには、そういう人が引用してきたものは既に自分のところにあって、時にもう少しレベルが高いものであることもあるのです。そういう時でもこういう「○○では」という議論に慣れすぎている人は、その自分の状況を見落とします。このような「○○では」という議論の好きな人を、皮肉屋は「出羽の守」と言います。「でわ=では」だからです。

 実は私は、よその良い制度をまねすることに、あんまり抵抗のない一人であり、少しでも良さそうに見える例を新聞などで見ると早速よく調べて、和歌山県で採用すべきかどうかを皆で考えます。
 時々冗談に「僕は“ぱくり”の仁坂だぞ」と言ったりしているほどです。しかし、よく調べてみると、よさげに見えた制度が存外うまく行っていなかったり、副作用があったり、うまくは行っているが、それは、その地域なりの特殊事情があればこそで和歌山県ではうまくいきそうになかったり、色々と問題も見えてきます。

 しかし、いいものはどんどん採用すればよいし、それがよい刺激となって、改良型の新機軸に行き着くことも多いのです。したがって、私は誰かのように「全国初」には、全くこだわりません。2番目でも、3番目でもいいものは採用すればよいのです。もっとも、実は、全国初は当県には驚くほど多いので、結構あちらこちらで和歌山方式をまねしていただいています。しかし、どうしてそうなったかというと、「○○では」も含めて、多くの刺激をもとに、皆で必至になって考えるからです。「出羽の守」のままでは、いい政治、いい行政はできません。

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