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仁坂吉伸の思い

自転車操業

2012年05月07日

 和歌山県はつくづく自転車操業の県だなと思います。懸命に頑張り続けないとこけてしまったり、後退したりします。もともとの自力のある地域だと、少し油断をしていても、のんびりと構えていても、自力が発展を後押ししてくれます。しかし、和歌山は違うのです。この30~40年間所得の伸びはビリでした。農業生産の落ち込みも、林業と水産業の落ち込みも群を抜いています。観光客も停滞しています。
 交通事情は悪いし、地形は険しいし、災害の危険性は高いし、高等教育機関は少ないし、と不利な条件はいっぱい。しかもこの30~40年間の停滞は高齢化比率の高さとなって、これからも響いてきそうです。世の識者が偉そうに喋っているように、分析だけならこんな簡単に芳しくない分析ができるところは滅多にないでしょう。しかし、分析をするだけが行政の仕事ではないのです。行政はちゃんと処方箋を書いて実行しないといけません。しかし、その行政も、長い間全国横並びと流行に追随し、前例踏襲の中で、たたずんできたように思います。もう昔のように余裕はないのです。全国トップレベルであった県民の金融資産も段々と少なくなってきています。こりゃあ大変だと皆が立ち上がる時期に来ています。
 県政も、段々と行革で人が減る中、新機軸を取り入れて、動き回る職員がどんどん増えています。流行に踊らされただけのチャラい行政はどんどん止めて地に足の着いた、県民の幸せという点から真にふさわしいものに政策内容を純化させています。民間の方々も随分それに和して頑張ってくれるようになりました。農業も、製造業も、社会福祉も、観光も、医療も皆そうです。最近のフローの数字は、あくまでも相対的にではありますが、随分改善しつつあります。

 
 ただし、まだ全体の趨勢の中では改善はごくわずかです。この間の大水害のようなとんでもない打撃も来ます。最近の国政のように、せっかくもう少しという所まで行っていた話が国政の転換によって水泡に帰してしまったというようなことも起こります.。少しはいい成果が出たので、まあいいかと思ったら、あっという間にまた元の木阿弥です。まさに自転車操業です。県政もそうで、就任1~2年で、中々いい政策が出来たと思って喜んでいた分野が、私が他の分野に力を入れているうちに人も替わる中、さぼり始めて、気がついたら崩壊していたという例もいくつかあります。

 まだまだ真の自力がつく間は、我々は懸命に努力をし続けなければならないようです。でもそうやって頑張っていたら、ほのかですが成果も見える時があります。紀伊半島大水害で当県の観光客はがた減りになりました。名勝瀞八丁の観光船も発着場はメチャメチャ、えらいことになりました。これに対して、「まけるな和歌山」のキャッチフレーズのもと、当県の観光局も業界の方々も客を戻そうとして、大変な努力をしてキャンペーンをしました。そうしたら、再開間なしの瀞八丁観光船の乗客が対前年3%増になったそうです。止まらないで頑張りましょう。まだまだ自転車操業の和歌山は続きます。

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