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仁坂吉伸の思い

忘れられた女

2012年05月14日

 マリー・ローランサンという画家・詩人がいます。その人の詩に「鎮静剤」という作品があることをずっと昔教えてもらいました。哀れな女の例が次々と出てきて、「○○より もっと哀れなのは ××な女です。」という風に続くのです。そして一番哀れな女は忘れられた女です、というように終わっています。

 県政もそうかもしれません。忘れられた県民が一番不幸で、そういう県民を出来るだけ少なくすることが県政の要点だと思うのです。和歌山県民100万人の皆の幸せを図るのが和歌山県政の目的ですが、それぞれの県民の抱えている問題、課題は千差万別です。ある政策である特定の人は大いに裨益したが、他の人はそうでもなかったという例もあるでしょう。ある政策で苦しんでいたある人々は助けられたかもしれないが、他にも別の件で苦しんでいる人々がいるかもしれません。そういう人々の抱える課題や問題が、たまたま市町村の首長さんや職員の目に止まって県に言ってきてくれたり、各議員さんにうまく伝わって問題が提起されるかもしれません。また、昨今は、様々な方法で県政に苦情を申し立てたりする方法もありますし、文句を言い、行動に訴えたりする人やそれをまた支援する人々もたくさんいます。そういう場合は行政に忘れられることはありません。
 しかし、それでも、今も多くの人々が困っているのだけれど、あまりにも我慢強かったり、謙虚でありすぎるために、それを十分にアピール出来ないでいる人々も多くいると私は思っています。また、そんなに困っているというわけではなくても、我々県庁が用意したなかなかの政策を、その存在を知らないが故に使えていない人々もたくさんいると思っています。

 だから、我々は忘れない行政をしなければなりません。進んで人々が持っている課題や問題を掘り出しに行き、謙虚でおとなしいよき県民に、せっかく用意した政策の恩恵にあずかってもらう必要があるのです。デスクに坐っているだけで待ちの姿勢ではいい行政は出来ないぞ、と私がいつも県の職員に言っているのは、この所以です。各種担当者制度を設けて、どんどん社会に出ようと言っているのもその所以です。

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