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和歌山のお祭と京都のお祭
2012年05月21日
5月13日は和歌祭です。もう10年もすれば400年を迎える素晴らしいお祭で、出し物のバラエティや格調は、文句なしに日本のトップクラスのものだと思いますが、江戸時代には日本の三大祭に数えられていたそうです。こんな素晴らしい和歌祭を長い間守ってこられた和歌山市の、特に和歌浦の方々の御努力は素晴らしいものがあると思います。深く感謝する次第です。
しかし、和歌祭を愛するが故に、私は敢えて和歌祭で代表される和歌山のお祭の改善策を申し上げたいと思います。
和歌山のお祭は、和歌祭に限らず、演ずる人の割には見る人があんまりいません。ぶんだらも紀州踊り(踊るんや)もそうでしょう。一方京都のお祭は中味もなかなかのものですが、葵祭も、祇園祭も、時代祭も、五山の送り火も、皆観衆が全国から京都へどっと集まります。その人々には、うまく宿泊施設に泊まってもらって、町中でお食事をしていただいて、商店街でお買い物をしていただくように出来ているのです。だから、町の人々はお祭で儲かるから、その収益の幾分かをお祭に寄附するのです。また、お祭の時京都に来て京都の良さを経験された人は、また別の季節にも来てみようかという話になり、観光客のリピーター化が起こります。
一方和歌山のお祭りは、観光客やよそから来た見る人のことを考えていません。カメラのアングルにちょうど良いポイントや演舞ポイントに桟敷といった芸当がないので、よそから来られた人々は戸惑ってしまうでしょう。また、この時期に合わせてお店が開いているということもあまりありません。だから、お祭があっても誰もあまり儲かりません。昔は和歌山にはお金持ちの旦那衆が結構いて寄附をしてくれました。
ところが、時代の移り変わりと共に、そういう人々も減ってきて、懐具合も世知辛くなっています。そうすると、お祭の実施者は行政に不足分を出してよと言うことになるのですが、行政も懐具合は結構寂しくなってきています。そうすると、せっかくのいいお祭が段々衰弱していずれ消えてしまうということになりかねないのです
だから、お祭を長く続けようと思ったら、見に来てくれる人をまず意識しましょう。そして出来たら地元に泊まってくれて、食事をしてくれて、お土産を買って帰って下さるように最大の知恵を絞りましょう。
私はこのことを6年間言い続けています。色々具体的な提案もしていますが、聞き入れていただいたことはありません。市や町が寛大に補助金を出すからかもしれません。でも、言い続けようと思います。明日の和歌山のために。
幸い理解して下さる方々も出て来ました。
若き和歌祭実行委員長の保井元吾さんは来年は大いにそのことを配慮すると言ってくれています。県も大いに知恵を貸します。
