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仁坂吉伸の思い

紀伊半島大水害

2012年07月30日

 ほぼ1年前、昨年の9月3日、4日の紀伊半島大水害のことは忘れることはできません。台風12号が中々動かず、大雨が降り止まず、備えをがんばっていたはずの和歌山県中が濁流と崖崩れでずたずたになりました。60人を超える死者・行方不明者を出し、何千という住宅、建物、農地が被害に遭いました。160箇所の道路が通行不能になり、堤防や鉄橋は吹っ飛び、40の地域が孤立化してしまいました。
 恥ずかしいことですが、あまりの惨状に「何でこんな時に知事でいるんだろう」と運命を呪いました。しかしすぐに、同じ言葉の問に「だからがんばらないといけないんだ」と答えようと考えました。人命救助のために、直後は空しか使えなかったので、防災大臣にすぐ電話でお願いして、ありったけのヘリコプターを動員してもらいました。自衛隊や各県の警察、消防、国交省の精鋭部隊などの支援も最大限いただきました。次は応急復旧です。市町村の方々、建設業界、県中の建築士の方々、産廃業の方々、医療関係の方々など地元の方々の献身が1つにまとまりました。電力・通信などの復旧には全国から応援隊が駆けつけてくれました。県庁の職員もここぞとがんばりました。そして、所掌や権限を越えて、被災地に突撃しました。東日本大震災で支援する立場から得ていた知見も生きました。そしてほとんどの地域が1月前後で応急復旧を果たせ、がれきも片が付き、観光客すら迎えることができるようになりました。今やステージは本格復旧の時代に移りつつあります。本年度95%の本格復旧を完成させるぞと県政史上空前の工事が行われています。生活や仕事の再建のための各種の助成策も作りました。
 この復旧の速さは、全国的にも有名になり、今年の九州北部の大水害の時には、被災県の当局にその知見とノウハウを伝授して大いに喜んでもらえました。 しかし、災害の傷は、まだ十分に癒えていません。家や職場を失くされた方々の生活が元通りの生活に戻るまで、手を抜くわけにはいきません。災害にもっと強い県土作りもしないといけません。それに何よりも、亡くなった方々は戻ってはこられません。この傷は永遠に癒えません。8月のお盆にはその御霊に心から哀悼の気持ちを捧げます。

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