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仁坂吉伸の思い

寝ても 覚めても

2012年11月19日

 「寝ても 覚めても」という言葉があります。いつも何かに熱中していることですが、ふと自分もそうだなあと思いました。私は、職業柄、県を良くする方策をいつも考えていますが、いいことを思いつくのは県庁の執務室に限りません。会議やシンポジウムに出ていて、その時の流れから思いつくこともあります。要望に来られた方々と議論しているうちにそういえばと思うこともありますし、朝目覚ましで起きてから今日の予定などを考えている時に浮かぶことも、移動中の車中でも、お風呂の中でも色々考えていると、そうだと膝を打つこともあるのです。しかし、こういう風に思いつくためには、それこそ「寝ても覚めても」、いつも県をどうしたらもっと良くできるかということを思い続けていないといけません。どうでもいいやと思ったり、勤務時間とか自分の出番が終わったら後は知るかと思ったりしていると絶対に思いつきません。
 しかし、考えてみると、熱心に仕事をしている県民の方々は皆こうして「寝ても覚めても」努力していらっしゃるのではないかと思います。みかんを作っておられる農家の方は、いつもみかんの生育のことが頭にあり、日照りで乾きすぎていないかとか、雨を吸いすぎて水っぽくなりはしないかなど心を砕いておられると思います。会社を経営しておられる方は、寝ても覚めても会社のことが心配で、子育て真っ盛りの親御さんは、お子さんがちゃんと食事を摂ってくれるか病気にならないだろうかと、寝ても覚めても気を許す暇はないでしょう。と思えば、我々県政を預かっている知事や県庁職員は、寝ても覚めても県政のことを考えるのが当たり前だろうと思います。
 ただし、いいことを思いついてもすぐ実行しないと忘れてしまうことがあります。そのため夜遅くは除いて、私は思いついた事はすぐ携帯で職員に指示をしたり、打診をしたりしています。また忘れぬようにメモ帳をいつも持ち歩いて書きとめています。こう言うと仕事ばっかりのようですが、私も色々と仕事以外のことも楽しませていただいています。しかし、その中でもどこかで寝ても覚めても県政のことを考えていようと思います。

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